去年やってた"こわいポケモンだけ"参加できるインターネット大会「トリックホリック」で使った構築メモの書き起こしです
みんな大好きなミミッキュやオニゴーリだけでなく、ダークライやマーシャドーといった幻が使えたのがユニーク
メガシンカは禁止
環境は↓
当時は10連勝したところで120ターン以上の試合をして戦意を喪失してしまい、不完全燃焼だったのですが、昨日それを模した仲間大会が開かれたので、リベンジの気持ちで参加しました
結果は上限15戦で11-3、最終1604で7位と僕としては満足でしたが、本大会が一年前ということで、考察忘却による個体ズレが複数あり、個人的な全力で挑めなかったのが少し悔いです
仲間大会が終わったタイミングでなんかメモが出てきたので、それを備忘録として書き記しておきます
構築について
色々なポケモンを試しましたが、最終的にこのルールの厨ポケを詰め込んだスタンダードな構成に仕上がりました。
基本的に受け2匹と崩し1匹を選出し、受けサイクル的なプレイスタイルをとります。
このルールのトップメタであるマーシャドーとミミッキュはこの構築では主にストッパーとしての運用を重視しています。
受け要員に関して、物理は電気と地面以外はドヒドイデ1匹でほぼ受けられるため十分といえますが、特殊は多方向からの崩し(デンジュモク/ウルガモス/サザンドラ/ギルガルド/アーゴヨンなど)が見えるので、グライオンとAベトベトンの2枚体制で刺さる方を選出して対処します。上記の崩しポケモンを多数有する積みリレー的な構築に対してはマーシャドーとミミッキュで対応します。
こちらの崩し枠はサザンドラです。マーシャドー、ミミッキュ、Aベトベトンで釣れるドヒドイデやグライオンなどを起点として相手サイクルに負担を掛けることを狙います。
個別解説
ストッパー性能とタイマン性能を一番引き上げられるタスキ型での採用。「がんせきふうじ」は起点回避の他、ウルガモスを触らず倒せる技として重宝しますが、「シャドースチール」と相性の良い「いばる」も悪くないです。
ストッパー性能が高く、耐久振りにしたことでサイクルに介入できることも構築によく噛み合っています。「トリックルーム」からAベトベトン暴れるプランを取ったりもできます。
この環境でマシャミミの両方を受けられる唯一の物理受けです。そのためどんなポケモンよりも優先して採用するべきで、そしてこのポケモンを起点にした崩しの強さを競うのがこのゲームの真髄だと考えています。
HBに特化した上でくろいヘドロを持たせないと「ビルドアップ」を積んでくる「しちせいだっこんたい」マーシャドーを受けきれないので、このポケモンには余計な手を加えず本来の役割に特化するのが丸いです。
対面、サイクル、崩しのどれをとっても申し分ない至高のポケモンで、この構築で崩し役を担います。残飯挑発型の同族まで分からせる「りゅうのはどう」がオシャレポイント。ドヒドイデやグライオンを釣りだして「みがわり」からZで崩す展開に持ち込むのが基本的な勝利プランです。すり抜け(クロバット、オンバーン)には注意して立ち回ります。
特殊受け。主にドヒドイデ、ギルガルド、デンジュモク、アーゴヨンを見ます。ギルガルドは後出しから余裕で間に合うものの、デンジュモクは交換読み「めざパ氷」と「さいみんじゅつ」が辛く、アーゴヨンは「わるだくみ」されるとダメなので、交換受けする場合はミミッキュなどを絡めて様子を見ながら対処します。受け出しできる範囲に不安があるものの、相手の交換際に崩しを狙えるのは大きな魅力。独特な強さを持つため相手の選出も読みやすくなる、採用し得ポケモンだと思います。
特殊受けその2。多少積まれても強引に止められるチョッキ持ちです。グライオンと比較してこちらの方が繰り出せる相手が多く、「はたきおとす」やどくしゅによる負荷掛けもできます。回復技がないため、回せるサイクルがそう多くないことが欠点ですが、見た目以上に環境に刺さっており非常に強力でした。
選出
- 基本選出
ドヒドイデ+サザンドラorミミッキュ+グライオンorベトベトン
- vs積み展開系